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誰も残らない人狼ゲーム

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人狼はどこにいる?

 

何気ない日常は等しく狂っている。人の皮をかぶった化け物がいるのだ。そいつらは日々にとけ込んで正常を作り替える。

 

断罪が必要だ。

その身体を切り開いて、奥にある狂気を見せておくれ。

 

「しょうがなかったんだ」「どうしようもできなかった」

そう喚くだけ滑稽だ。

消えない十字架はじっとのしかかる。

 

私には見えるのだよ。

それが具現化したほのかな暗闇が。

 

私はある時、気付いたんだ。

やつらにとっての死神として、鎌をふるう充足感を。

 

狂気の妄執。過度に逸した正義。

是非も及ばず。気付けばここにはーー

 

もう誰もいない。

 

 

---

 

ぽえミック書評、第1弾としてアガサ・クリスティー著『そして誰もいなくなった』を紹介しました。会話のやりとりから犯人を割り出す【人狼ゲーム】なるものを、私は最近よくやります。そういう種類の犯人探しを楽しむというのが、この本の1つの面白さでしょう。

 

結論から言います。私は、まんまとアガサ・クリスティーに騙されてしまった。本の最後の方で、犯人特定のヒントがどこに隠されていたかを知らされて、それを読んだ時のちょっとした悔しさは忘れられない(笑)。憎らしく思うとかではなく、すんでの差で破れて悔しいけれど頬が緩む、そんな類いの充足感だった。

 

初めて読む方へ。一応、難点かもしれないのは2つ。

 

1つ目、カタカナの名前の登場人物が多い。つまり、名前が出てもすぐに思い出せなくて困る。文庫版には、表紙裏すぐに「登場人物まとめ」があるので、それを見つつ読むことになる。

 

2つ目、登場人物が孤島に集まり ”衝撃のシーン” が展開されるまでが、頭に入ってきづらい。まだ登場人物に馴染みがないというのが大きい。むしろ全て読み終わってから、戻ってもう一度読むと「こいつこんなこと言ってる」と感慨に浸れる(笑)。結局、ここでのメッセージは、”最初だけ読んでつまらないと言って欲しくない” ということだ。それでもという方は、孤島に役者が揃った第3章から読むのも1つの方法かも知れない。

 

(▼文庫版『そして誰もいなくなった』の表紙)

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