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【アマゾン】最先端の戦略とロマン

 

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 ▲『amazon 世界最先端の戦略がわかる』を読んでみた

 

「アマゾンによる特許出願中の構想」

  

物流倉庫を母艦のように空に飛ばす

ヘリウムガスを使った全長100メートルの飛行船であり、数百トンの品物を積載する計画だ。旅客機との衝突を避けるために、飛行機が飛ぶよりも高い約1万4000メートルの上空に浮かべるという(同書p.338より)

 

「アマゾンを知りたい」と思う人は意外に多いんじゃないか

 

アマゾンは1994年に誕生した。現在は2018年なので、人で言えば、大学を卒業して社会人2年目ぐらいの年齢になる。だが今年を迎えて、時価総額はトヨタ自動車の3倍を越える。

 

トヨタ自動車の時価総額は24兆円だから、もはや次元を越えた存在だ。会社は人ではないが、運営しているのは私たちと同じく人だ。

 

一方、便利で賞賛の多い「アマゾン」だが、その名前の響きにはどこか不気味な雰囲気も漂っている。ただの買い物サイトを運営しているホストではない。実に野心家で、行動的。近い将来、私たちの誰かが人生設計の変更を余儀なくされる可能性もある。そう言う話が出てくるほど、アマゾンの事業展開は多様だということだ。

 

書店、スーパー、ドラッグストア、コンビニ、アパレル、靴屋、加工食品メーカー、日用品メーカー、出版社、クラウドサービス会社、新規の起業家、動画・音楽・ゲームの配信サービス会社、通販会社、電気屋、銀行、配達会社など。

 

(思いつきのランダムで申し訳でないが)ふと書き出してみても、良くも悪くも「アマゾン」が睥睨する視野は広い。同書で触れられている物の中から、例として2つだけ紹介する。▼

 

「アマゾンレンディング」

 

日本では2014年から始まった、法人出品業者への資金貸付。

 

アマゾンに出品している業者全部をアマゾンが勝手に対象にしていて、企業が融資を望んでいなくても通知が自動的にくるようになっている(同書p.292より)

 

  • 特徴:スピード融資
  • スピード融資のライバル:貸付金焦げ付きの問題で、大手で撤退していないのは三井住友銀行だけとのこと
  • アマゾンの強み:出品者のデータ、倉庫の商品差し押さえ可能

 

 

「ダッシュボタン」

 

押すとコーラが届くスイッチと言うだけで、わかってしまう人もいるかもしれない。ダッシュボタンとは、そのままの意味でボタンである。USBメモリをちょっと大きくしたぐらいの大きさで、押すだけで特定の商品が届く。Youtuberがよくコーラのスイッチをポチポチと押している。

 

じつは、これは「低関与商品」の囲い込みに大きな関わりがある。「低関与商品」とは、洗剤やトイレットペーパー、紙おむつやお茶など、「日常的に購入するが、とくに思い入れのない商品」のことである。(同書p.101より)

 

  • 従来の常識:(買う側にとってはどれを買っても大差ないから)売る側は、莫大な費用を投じて、テレビCMなどの広告で商品露出を増やすことが販売数量を伸ばすのに効果的
  • ダッシュボタンが側にある時の買う側の反応予想 :
    トイレットペーパー切れそうだわ、押しとこ

 

近くのドラッグストアに行かなくてもいいというだけかもしれない。だけど実際、楽になるし普及する可能性は大きいと思う。それに同書によれば、アマゾンの商品は価格も安い。

 

  • ダッシュボタンが関係する業種:加工食品や日用品業界


これらの例は、氷山の一角にすぎないのだろうか・・・。
しかし、アマゾンにも弱点はある。オンラインでは提供しずらいサービスの分野だ。興味がある方は同書p.108に "もうアマゾンには、絶対に勝てないのだろうか?" という節があるので読んでみてほしい。

 

 

私が大型書店でアルバイトをした時のこと

 

(お客さんからの)お問い合わせの本が無かった時のこと。あろうことか、アマゾンからの購入を勧めることが結構あった。

 

これは職務怠慢だったのではなく、本が手元に届くまでの時間を考えてのこと。私の担当だったフロアには(私を除き)3人の担当がいたけれど、記憶に残っているだけでも2人の人はアマゾンを勧めていた。

 

もちろん、全国の系列書店や取り次ぎ業者にも在庫が無く、出版社から取り寄せる場合に限っての話だけれど。(地域にもよるが)系列店や取り次ぎ業者に在庫があれば、おおむね2~3日ぐらいで届いていた。一方で、出版社から取り寄せの場合、2週間はかかったと思う。大抵のお客さんは、それを聞いてがっかりした様子だったので何とも言えなかった・・・。

 

ジ・エンパイア・オブ・アマゾンと浪漫

 

アマゾンプライム会員がちょっとした国家人口並になっていると聞けば、アマゾンを帝国だと言ってもいいかもしれない。傾向としても、もっとアマゾン民は増えるだろう。

 

ある書店のランキング棚で、同書が上位にあり興味本位で読んでみた。見かけた時には、「最近よくあるジャンルの本」という印象だったが、思ったよりも新鮮で面白い情報もあり、語り口がそうだからかわからないが、(身近でないものも)内容の想像がしやすい箇所が多かったように思う。

 

何より、空中母艦型の倉庫(?)の話。ドローンのような近未来SFだと思っていたことが現実になりつつある。アマゾンが便利だとか、怖いだとか言うことを整理して考えるのも大切だろうけど、むしろ、時代が変わっていく――

 

そのわくわくの方が強いかもしれない。

 

 

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